ザ・ゴルフィングマシーンを勝手に解釈していくよ

ゴルフ史上最大の奇書と言われる「The Golfing Machine」を勝手に解釈していくブログ。

飛ばしの仕組み - ステップ4「パワーデリバリー」

6-E-0 概要

「パワーパッケージデリバリー」とは、パワーパッケージアッセンブリーにストアされた(6-D)パワーを、適切に移動させるための基本的な要件のことじゃ

ステップ3とステップ4は、動作として重なっておる部分もあるが、リリースポイントに対しての役割という点ではっきりと区別されておらなければならぬ

全てのパワーパッケージの構造、またそれら構造の関連性、アキュムレーターでローディングされたパワーなどは、すべて事前に計画されたストロークパターンに則って、デリバリーの間じゅう注意深く保全、調整されておらなければならぬのじゃ

 

6-E-1 デリバリーの目的

デリバリーは、全ての原理・法則が「原因」であり、ボールの飛び方が「効果」であるとするならば、それを達成するためのプレイヤーの「手段」であるといえるのじゃ(9-0)

そしてそれは「教育された手」(5-0)を通じて、方向性の幾何学、動作の物理学(概要は1-Lおよび第二章を参照)を調整しているものに他ならぬ(12-3)

以下に記す技法は、インパクトにおける両手の位置を調整する方法(7-8)と、本質的には間接的あるいは自動的な方法として同義であり、あらゆるスナップリリースをコントロールするために必須となる動作なのじゃ

7-8はインパクトフィックスと言って、アドレスではなくてインパクトの状態を再現するストローク前の動作の事で、その動作は直接的にインパクトを再現するのに対して、下に示す方法、つまりエイミングポイントコンセプトでは間接的にインパクトを調整出来る言っているのねー。なんでそうなるかは進んでいくとわかるかもー(不安)

 

6-E-2 エイミングポイントコンセプト

両手とクラブヘッドはクラブヘッドラグとして統合されるのじゃが(5-0,6-C)、同時に「デリバリー」を行うため準備としても活用されるのじゃ

この際、リリースが開始するポイントからクラブがまっすぐな状態になるために要する時間は、短いクラブの方が長いクラブより短くなるのじゃ(角運動量保存の法則)

そしてこの角運動におけるクラブヘッドの移動距離の違いは、継ぎ目のないベルトのプーリー(滑車)部分の動きをイメージすることで理解する事ができるのじゃ。というのもストロークにおけるインパクトは常にこのプーリー部分で発生するのじゃ(2-K #6の図参照)

さぁこの部分はずっと「まとめ」を意図的に避けてきたけどね(面倒くさいから)、ついに避けられないっぽいから気合いで解釈していくよ

まず下の二枚の写真を思い出して欲しいけど、ストロークって左肩を中心にして丸っこくクラブを振ってるように見えるけど、実際には赤い矢印方向に「重力」というものすごいチカラが発生してるから、

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上の写真のように重力に従う方向にクラブヘッドを動かす動作(この間両手とクラブヘッドの移動距離はほぼ一緒)と、下の写真のように重力方向とは関係ない方向にヘッドを動かす動作(両手は減速してヘッドは加速する)とでは、結果として発生するヘッドの挙動は全く異なっていて、これ「逆しなり」の発生源でもあるわけだよねー(無重力空間でクラブ振ったらたぶんずっと順しなりのままだよー)

で、ストロークにはこの二つのパートがあるとして、この関係は継ぎ目のないベルト(エンドレスベルト)の状態を思い浮かべると理解出来るというのねー

今回も動画およびイラストはThe Swing Engineerさんからお借りするよー

f:id:kellogg2005:20170327121331g:plain (C)The Swing Engineer

ベルトが直線的になってるところが、重力にそってヘッドが動くパート1(写真上)、で、滑車の丸みにそってヘッドが動く部分がパート2(写真下)、青い点が両手で、棒がクラブシャフト、赤い点がクラブヘッドだと思ってねー。動画にすると以下だよー

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で、インパクトは常にプーリー部分をクラブが動いているときに発生するんだけど、まず角運動量保存の法則で、回すチカラが同じであれば長いものほど遅く、短いものほど速く回せるという原則が存在するよーと。そして長いクラブであるほど、クラブヘッドの移動距離は長くなるよねーと

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そしてこれら現象はプーリーの間のまっすぐな部分(パート1)の方向性、あるいはプーリー部分(パート2)における押し込みの強さ(7-23)には影響を受けるものではないのじゃ

というのも、この二つのライン(パート1とパート2の手の動き)は物理的には「真のデリバリーパス」をなぞっているのであり、エイミングポイントの方法を使用したアングルオブアプローチのを通じて、直接的にボールに対してのポイントを動くのじゃ

結果的にはゴルファーはインパクトにおいてインパクトフィックスの位置に#3プレッシャーポイントを移動させなければならないが、それらはデリバリーパス、デリバリーライン、そしてプーリーの径など全ての部品を使用して行われるのであり、これら部品はこのような動作を行うように完璧にデザインされているものなのじゃ

これこそがエンドレスベルトの機構の構造を学ぶこのとの重要性であり、エイミングポイントという方法が可能にしている全てなのじゃ

もうネイティブのアメリカ人ならこの文章読んで

「だから結局エイミングポイントって何なんだYOOO!?」

って発狂すると思うけど、とりあえずそれは後回しにして先に進むYOOO

 

エイミングポイントとはまさにボールを代替するものであり、つまりこの方法を身につけた者はもはや#3プレッシャーポイントをインパクトフィックスの位置に移動させる意識は必要なく、エイミングポイントをボールそのものとして意識することが可能になるのじゃ。ちょうどバンカーショットのエクスプロージョンショットのように、ボールを直接打つ必要がなくなるのじゃ

ボールポジションの影響、リストポジション(4-0)を通じたラグプレッシャーローディングの方向づけ(6-C-2-A)、を自分の、ものに出来るようになるまでひたすら実験を繰り返すのじゃ

エイミングポイントをまさに「点」にすることが出来るようになるには、実験と経験を繰り返すしかないのじゃ。なぜならば「普通の」ハンドスピードは個々のプレイヤーによって異なるものじゃからのう

ハンドスピードが増すならば、あるいはスウィープリリースを使用するならば、通常の場合に比べてエイミングポイントを後ろに下げる必要があるじゃろうし、ハンドスピードが減少するあるいはトリガーディレイを行うのであれば、エイミングポイントを前に移動させる必要があるのじゃ

10-24ではその他の詳細についても触れておるでの

 

さすがにこれで終わりじゃなくってエイミングポイントの話はまだあと2ページ続くんだけど(この記事で1ページ分)このへんはなかなか難解だから例によって勝手な解釈でまとめると

(1) ボールを直接打とうとすると、つまりボールに正しくクラブヘッドをぶつけようとすると、ヘッドはむちゃくちゃ重たいので基本的には間に合わない

(2) またハンドスピードやクラブの長さが増すと、もっと間に合わない

これはゴルフする人がほぼ最初はスライスするとか、短いクラブよりドライバーの方がスライスしやすいとか、感覚的に同意できるところだと思うよー

(3) ではどうやって「手を教育」するかだけど、ダウンストロークの構造はエンドレスプーリーの機構になっているので、プーリーのどの部分で#3プレッシャーポイントを「打つ」とちょうど良いインパクトになるかを実験して習得する

そのポイントこそが「エイミングポイント」だYOOO!

ってことかなー

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上の図でギザギザの円はプーリーを意識してるんだけど、「ここで#3プレッシャーポイントで打ち込んでやればうまくインパクト出来る」ってポイントがきっとあって、そこを意識して「手を振る」ことを覚えなきゃってことだと思うよー

リン・ブレイクもどっかの動画で「クラブヘッドを振るな。手を振ることを覚えろ」って言ってたしねー

ちなみにSwing Engineerさんでは下の図のように解説してるよー

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下の方に#3を打ち込みつつ、スローアウェイ(アーリーリリースやキャスティング)はしないというのが難しいんだと思うけど、超単純化すると

とりあえず手の振り方を覚えろYOOO!

ってことでいいと思うよー

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