ザ・ゴルフィングマシーンを勝手に解釈していくよ

ゴルフ史上最大の奇書と言われる「The Golfing Machine」を勝手に解釈していくブログ。

ザ・コンピューター(その1)

14-0 マシーンに搭載されているコンピューター

もしおぬしがゴルフをするマシーンであるならば、そのかけがえのないパートナーとなるものは、そのマシーンに搭載されておるコンピューターじゃ

この内蔵型の分析機は、おそらく全てのゴルファーに搭載されておるはずじゃが、その存在を自覚して正しく使用しておるものはほんの一握りでの、つまり殆どの者は正しく使えておらぬのじゃ

このコンピューターは二つのユニットからなっておる。すなわちコンピューターそれ自体と、(孵化をさせる)インキュベーターじゃ

 

後者に関して言えば、不完全かつ未発達なアイデアが着想され、処理された場合、つまりある目的を達成するためのプログラミングが部分的に行われた場合、欠落した部分は本来、状況を再確認することで補完されなければならないものじゃ

しかしこの不思議な「無意識の」プロセスというものが、ひたすら「有意識の」正しい思考の発展を阻害することになるのじゃ

タマゴはいつでも、ひな鳥が(おぬしではなく)カラをつついて出てくることで孵化をする。よって孵化させることを急いでならんのじゃ

全ての準備が整えば、コンピューターは自然とその処理を行う

あとはその結果を、いつも通りにおぬしの思考に引き継いでやればよい

 

真のコンピューターに関して言えば、望ましい結果に向けて関連するマシーンを調整するための様々な情報はあふれかえっている

他の多くのコンピューターと同様、そのコンピューターを信じてやる事じゃ

しかしそこにセカンドオピニオンがあってはならぬのじゃ。あるいは一度処理した際の条件を変更してはならぬのじゃ。その際は一度最初の処理結果を「忘れ」、もう一度プログラミングをイチからやり直すことじゃ

もしお主がチップショットのかわりにピッチショットを選択したなら、あるいは3番アイアンから5番ウッドを持つ選択に変更をしたならば、最新の条件に合わせてコンピューターのプログラミングをやり直す事じゃ

 

経験が長いゴルファーほど、目の前に発生している状況と比較することが出来る情報を沢山持っていると言うことになるじゃろう。あるいはショットを打った後に事後の検証を行うことはこのゴルファーのライブラリーをより豊かなものにしていくことじゃろう

 

ショットのための準備を行う際、プログラミングはもちろん正確であることが望ましいが、いくぶんの「遊び」を許してやる事じゃ。つまり精密な歩測(常にそれを行う事が出来る訳ではない)をしなければ正確なプログラミングが出来ないというものである必要はなく、自身の経験による部分、あるいは誤差も許容することじゃ。プログラミングにネガティブな要求を入れる事は避けるべきなのじゃ。おぬしのマシーンに「あれはやってはいけない、これもやってはいけない」というボタンはなるべく搭載するべきではなく、決めたことを「ただ、やる」ことじゃ

 

このコンピューターの機能が最も発揮される場面は、もちろんグリーン近くでフルショット未満のショットを要求される場面じゃが、ここでは冷静に必要な距離のみを把握する事じゃ

重要なことは、関連する視覚的要素、例えばグリーンが砲台であるとか、それを超えればブッシュが隠れておるなどといったこと、を排除することじゃ

そうしたものが整理されておらなければ、必ずショットの飛距離に影響を及ぼす。全ての要素を全て加味した上で(それは瞬間的なものかもしれないが)「80ヤードを打てば良い」とプロセスしたなら、それに集中する事じゃ

同様の方法を、他のあらゆる要素についても考えを巡らすことじゃ。例えば風、その方向および強さ、一貫性を、自身の気づきと比較することでプロセスは可能となる。どんな些細な要素も見逃さない事じゃ。番手、アップヒル、ダウンヒル、夕方の重たい空気、水分を多く含んだ芝、グリーンおよびフェアウェイの傾斜、新しいボール、どれだけスライスあるいはフックをさせるのか、等々どんな小さな事でも、全てを考慮したという自信を持ってプロセスを行い、それに従うのじゃ

 

全ての機械的オペレーションは、コンピューターの管理下にあることが要求される。つまりストロークに必要な全てのコンポーネントはそれぞれ正しくプログラミングされていなければならぬ。もしそのコンピューターのプログラミングに欠損や間違いがあった場合(意識的であれ、無意識的であれ)、これは不思議なことに必ずプレイヤーのゲームに間違った調整をもたらすのじゃ。間違った処理が続くほど、コンピューターはさらに出しゃばってくる傾向があるでの

よって「前のショットもそうだった」などと引きずることはせず、全ての要素をショット毎にプログラミングさせることが、コンピューターがそれぞれの状況を正しくプロセスすることにつながると言えるのじゃ

 

今回はねー、まぁメンタルタフネス論だけど、爺の言い方で言えばコンピューターってことだよねー

・とにかく状況を把握、分析することに手を尽くす

・実現可能性を加味して目標を設定する

・その目標達成のために必要なこと(例えば身体の各コンポーネントの動きとか)を把握する

・実行をイメージし、しっくりいけそうならば実行に進む。しっくりこないならもう一度最初から考える

・やると決めたらその決めたことだけをやる。後悔はしない

・良い結果でも悪い結果でも、なぞそうなったのかを検証する

みたいなことだと思うんだけどー、アニカ・ソレンスタムのコーチのピア・ニールソンって人が書いた「ゴルフ 『ビジョン54』の哲学」って本にもほぼ同じ事が書いてあってねー

今ではすっかり当たり前になったスポーツのメンタルタフネスの草分けかどうかはわからないけど、「ザ・ゴルフィング・マシーン」って本にそんなことを「コンピューター」ってお題で一生懸命マニュアルぽく書いてる(3ページだけど)爺ってちょっとカワイイよねー

この章まだ続くよー

ちなみに今アマゾンの広告貼り付けるんで久々にアマゾンアソシエイトにログインしたら、だれかサイドバーの広告からTGM原書買ってる人がいるねー

物好きだねーお買い上げありがとうございますー 

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