ザ・ゴルフィングマシーンを勝手に解釈していくよ

ゴルフ史上最大の奇書と言われる「The Golfing Machine」を勝手に解釈していくブログ。

グリップのタイプのバリエーション(その1)

10-2-0 概要 ー両手とプレーンの関係性ー

グリップのタイプとはインパクトフィックスにおける以下の条件によって分類されるのじゃ

1. 両手が正しい角度、あるいは平行であるのが

 A. 互いの関係であるのか B. 地面に対してであるのか

2. #3プレッシャーポイントの位置

3. 10-18-0に定義されておるリストアクションの種類。すなわち二つのモーションである、

 A. ホリゾンタル(水平、4-A B. パーペンディキュラー(垂直、4-B

ローテーション(4-C)については別の要素となるので後述じゃ。二種類のアクションが左右それぞれの手首に活用可能であるので、理論上4種類のアクションを発生させることが出来るということじゃ。それぞれシングル、ダブル、トリプル、クアドラプルアクションということじゃ

 

つまりこれら条件はインパクトフィックスにおける左右それぞれの手首の状態、位置や想定される可動方向と、プレッシャーポイントがそれぞれの手の中でどのような位置づけになっておるかで決まるという事じゃ。通常、右手と左手のグリップの実質的な違いというものは、(右手はほぼ指の部分にグリップが収まるのに対して)左手の場合はクラブシャフトが手の平の小指の下あたりから、手首に向かって生命線の伸びていく方向の間くらいのところに収まるという事じゃ(6-B-3-B)

 

この章ではグリップのタイプを"A"から"G"まで7つのタイプに分類をしておるのに加えて、手首のローテーション(4-C)動作を行うための分類として、三つの頭文字を付記しておる

一つ目の頭文字は左手首の状態、二つ目の頭文字は右手首の状態、そして三つ目の頭文字は#3プレッシャーポイントの位置に関するものものじゃ

たとえば ーV/V/Aー という場合は

左手首バーティカル、右手首バーティカル、#3プレッシャーポイント位置アフト(後方)

ということじゃ

またプレッシャーポイント#3がインパクトにおいてオン・プレーンであると言うことは、「ストロング」あることを指し、そうでなければ「ウィーク」であると言うことになるのじゃが、ウィークに握るというのは基本ストロークの中ではマイナーに位置するプルショットを意図することをほぼ意味しておる。いずれにせよ、基本的には三つのグリップの「タイプ」があり、それぞれに「ストロング」と「ウィーク」のバージョンが存在する

「真のスイング(6-B-3-0)」を行うとする場合、さらにもう二つの調整を加えることが可能じゃが、まぁこれは幾何学的な意味というよりは、習慣的、あるいは好み、あるいは非機械的な理由によるものじゃ

通常、「教育された手」は、選択されたプレーンの中で、互いに好ましい角度、あるいは平行を保ちながら、位置し、動き続けるが、そうでない場合はまた別のコンポーネントの分類に関する問題じゃ(2-G7-18

 

特に記載のない限り、左手の親指はプレッシャーポイント#3と同一線上に位置しており、右掌の生命線から手首の中央にかけた部分で覆われておる

ストロンググリップを採用した場合、この左手親指はプレッシャーポイント#1と#3の両方がオンプレーンの状態で押し込みを受けるところに位置しており、クラブヘッドラグの方向性が確立され、それがワッグルおよびフォワードプレスによって確認できるようになっていなければならぬ

この左手親指のポジションは、理想的な右手首のベントを促進し、とはつまりアキュムレーター#3の理想的な角度を作り出すことに寄与しており、オフプレーンなフォロースルーの旋回を発生させるような破壊的な感覚が発生することを回避してくれるものじゃ

良い方向性を生むためには、お主のグリップを調整し続ける努力を怠ってはならんのじゃ(2-P、6-B-3-07-2)

 

ごふっ。。。

(あまりの面倒くささにおいらが倒れた音)

なんというかねー、よくゴルフのレッスン本とか見ると、「第一章 サルでも出来るグリップ」とか書いてあって、結局「初心者にはフックグリップがオススメ!」とか書いてあるんだけど、そりゃ確かにグリップしないことにはゴルフ始まらないからそれが悪いとは思わないんだけどー、TGM的にグリップを理解しようとすると、少なくとも第四章のリストポジションの話と、第六章のとりわけ#3プレッシャーポイントの役割を理解してないと意味が全くわからないというこの敷居の高さがすばらしいねー(だからゾーン2を進めるの後回しにしたんだけどー)

で、いわゆるフックグリップとか、ちまたの「ストロング」は置いておいて、TGM的に「ストロング」であるということは、#3プレッシャーポイントがプレーン上で真後ろからシャフト(グリップ)を押せるようになっていることを言うんだねー

ちまたのフックグリップって、TGM的な言い方すると単にインパクトフィックスでフェースをフックよりに閉じてるだけだから(インパクトでフラットレフトリストになる前提だから)、開き気味で打つ人やスライス出る人の特効薬にはなるんだけど、それってそもそも身体開きがちって致命的な問題を「補填」してるだけで、そのストロークを改善するって事が本筋なはずだよねー

ベン・ホーガンだって死ぬほど悩んで「おれは秘訣を発見した。左手親指をシャフトの上に持って行くことと、トップで左手首を甲側にカッピング(TGM的な用語ではベント)することだ」とか言って、後に「ベン・ホーガンの秘訣」として有名になるけど、これってフック出ちゃう人の対策だから、よくわかってないでマネしたアマチュアがみんなスライス出ちゃって困ったという話があるけど、そもそもオイラ達がこの話聞いても「え、何、秘訣ってそんなの!?そんなに悩むことそれって!?」としか思えないんだけど、TGMの説明読むと「そんなに悩むべき事らしい」ということが少しわかってくるねー

まぁ単純化すると、大事なのは、(1)右手人差し指の腹がグリップにどのように当たっているかと、(2)左手親指がグリップのどのへんに位置しているかってことで、TGM推奨はインクラインドプレーンにどっちもオンプレーンで飛球線方向の真後ろから押す形ってことみたいだねー

詳しいバリエーションはその2で説明するから今回は字ばっかだったねー

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