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レフトリストアクションのバリエーション

ちょっと忙しくて記事更新できなかったけどねー、もともとこのブログって検索ワード的にホットな内容が全然ないから関係ないかなーって思ったら

しっかりアクセス落ちてるねー

不特定少数の読者さまがちゃんと更新記事を読んでいただいているということみたいで少しやる気になったよー

じゃあレフトリストアクションのバリエーションいくよー

10-18-0 概要 - クラブヘッドコントロール

このリストアクションのバリーエションは、インパクトに先駆けて発生する左手首のポジションの変化に応じて分類がなされるのじゃ

バックストロークでは左手首はターン、もしくは(あるいは同時に)コックされる

ダウンストロークでは左手首はロール、もしくは(あるいは同時に)アンコックされる(第4章参照)

しかし「ベント」「アーチ」するということは、10-2-C10-2-D、および本章の10-18-Bの例外を除いては発生してはならぬのじゃ

とにもかくにもフラットレフトリストが基本ってことだねー

従い可能なポジションとは、ターンとロール、コックとアンコックをどのように採用するかで決まると言える

ここには7つのバリエーションをリストアップしておるが、いずれの場合にも6-B-3-0-16-C-2-Aを遵守しておることが重要じゃ

全てのリストポジションはローディングおよびグリップタイプの要件を満たすことを想定しておる

10-18-A スタンダード

この方法では、左手首はバックストロークにおいてターン、およびコックし(フラット、コック、ターンの状態)、リリースに向けてロール及びアンコックが必要となる

この方法を採用した場合に限り、両手はヒンジアクションのポジションに向けて旋回("Swivel")させることが必要になる(4-D-0を勉強のこと)

10-18-B ダブル

この方法では、上記の10-18-A(スタンダード)と、左手首がダブルコックポジション(コックおよびベント)になるという点のみが異なっておる

この方法は2-K及び6-B-3-0で説明しておる通り、真の遠心力スイングに限定されるものじゃ

この方法を使用することで肘の曲がる量を増やし、リリースにおけるクラブヘッドの移動量を増やすことができるが、レフトアームフライングウェッジが破壊されるため、クラブフェースの方向は遠心力任せ(7-2)になるか、フローズンライトリスト(7-3)に依存することとなる

さあ難しくなってきたけどねー、まずこのダブルコックってのは連続写真とか見てると結構やってる人は多くてー

ドラコンのジェイミー・サドロウスキーとか

スヒンちゃん(Q-Baek)もフラットよりはちょっと左手首がベントしてるように見えるよねー

この二人の共通点でいうと、切り返し以降でものすごくクラブが胴体の近く回って降りてきてるということで、多分これは左手首を甲側に折ってきてる(ベント)してるからだと思うけど、角運動量保存の法則でやったけど、ヘッドは回転軸の中心に近い方がスピードを稼げるから、コンパクトな回転で初速を稼いで、それをインパクトに向けてリリースすると軸側が止まってヘッド側のスピードが上がるというスイングになると思うんだけど、爺が言ってるのはこのやり方は遠心力任せにしないと出来ないと言うことだと思うのねー

ずっと左手首をフライングウェッジでフラットに固定しておくのが基本だし、多分安定性も高いと思うけど、限界までタメを作ろうとする場合に有効なんだと思うよー

あとベン・ホーガンの秘訣とかも似たような話だけど、フック対策にもいいのかもー

ただもちろんインパクトではフラットに戻ってきてるからねー

で、もう一つ気になるワードでフローズンライトリスト(凍らせた右手首)ってのが出てきたけど、これは7-3-のストロークのところで

「右前腕の動きがクラブヘッドの動きを決めると言うことに加えて、6-B-3-0-1を遵守した上で言えば、右肘を曲げる、あるいは伸ばすということは、左腕を上げる、下ろす、もしくは左手首のコック、アンコックを制御することになるが、このとき右手首はベンドが増える、あるいはフラットに伸びる、もしくはコック量が増えると言うことはあってはならんのじゃ

この右手首の余計な動作を抑えたままインパクトまで通過するというインパクトフィックスを最初に練習するべきなのじゃ」(7-3からの抜粋)

って言ってるんだけど、左手首ベントしてるのに右手首の角度が固定ってことは、やってみればわかるけど尋常じゃないレベルで右肘を曲げてダウンで体の前というか下方向に絞り込んでいくような動作になるから、たぶん相当の柔軟性(特に肩甲骨とか)が必要になると思うけど、ケガの可能性とかはおいら専門家じゃないからマネするなら自己責任でよろしくー

ちなみにジェイミー君もドラコン選手の中では小柄らしいけど「柔軟性が大事やで」って動画で言ってるよー

youtu.be

まぁダスティン・ジョンソンとかは逆に左手首をアーチさせてトップ作って思い切りぶっ飛ばしてるから、パワーがあれば今の道具はそれでいいのかもねー

10-18-C シングル

この方法では、左手首はコックはするがターンはしない

その結果この方法では以下了三つの方法のいずれかを採用することになるのじゃ

1. ピボットがホリゾンタルヒンジングをオンプレーンのトップに持っていく

2. ピボットがアングルドヒンジングをオンプレーンのトップに持っていく

3. トップまで両手首がバーティカルである状態を保ったまトップに持っていく真のシングルアクショントップポジション

ヒンジアクションについてはとりあえず以下のまとめに書いてあるよー

3つの「本質」と3つの「必須」終わったねー。要するに・軸がブレないほうがよくて・バランスがいいほうがよくて・一定のリズム感があったほうがよくて・インパクトで左手首は甲側に曲がらず・インパクトでシャフトしなりをキープした状態でクラブヘッドを操作して・インパクトでシャフトはアドレスのときのプレーンに戻るができてることがまず基本だよーと言ってるねー。これクルマに例えると、「エンジンとハンドルとタイヤが最低限いるよー」みたいな話で、この骨格をベースにいろいろ定義がされてく感じだよーでも「そもそもTGMって...
ヒンジアクション - 大庭可南太の「ゴルフをする機械」におれはなる!

10-18-D ハーフ

この方法では手首はターンし、ダウンでロールするが、コックを伴わないのじゃ

#3アキュムレーターのみでショットをするような場合じゃ

10-18-E カットショット

この方法では、プレーンラインのコンビネーション(10-5)、あるいはリリース前のリストアクションの種類に関わらず、インパクトを通じてロールが発生しないショットをいうのじゃ(4-C-310-2-D10-10-B10-10-Cを参照)

10-18-F スペシャル

シングルリストアクションでバックストロークを行い、スタンダードリストアクションでダウンストロークを行う方法じゃ

10-18-G ゼロ

ストロークを通じて選択されたヒンジアクションのみを使用し、ターンやロール、コックやアンコックを伴わない方法のことじゃ

これでこの章終わりなんだけど、大事なことは、ゴルフにおける手首の動きってあまり複雑なものにしない方がいいってことだと思うんだよねー

例えば野球だったらカーブとスライダーと直球で手首の使い方は異なるだろうし、テニスでもサーブの手首の使い方って結構文章化が難しいくらい複雑なんだけど、この章の副題が「クラブヘッドコントロール」ってなってるってことは、ヘッドのコントロールをするのに、手首のあまり複雑な動きを伝えようとしてもたぶん「こねる」系の動きになって(TGM的に言うと、ステアリングとかクラブヘッドスローアウェイ)思ったような結果にならないってことだと思うよー

次の記事でこのブログもおかげさまで100記事目になるよー

7-19の内容は個人的に一番おいらが(良い意味でも悪い意味でも)影響を受けてるページだよー

乞うご期待ー 

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