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第三章 モデルゴルファー(その1)

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https://www.today.com/news/tiger-woods-embraces-his-kids-after-his-2019-masters-win-t152097

Tiger is BACK!

まぁすっかり更新サボっていたのをタイガーさんの画像でごまかしてみましたが、なんかいろいろ忙しかったんですよ。そうこうしているうちにマスターズ始まるしデシャンボー初日首位タイだったりしてその後すっかりリーダーボードから消えてしまったんですが。でもやっぱりデシャンボーが勝つよりもモリナリが勝つよりもこの人が勝ってくれた方がやっぱゴルフ界にとっては明るいニュースですよね。きっと。

ではまだるっこしい本の続きです。新章突入ですが相変わらず全然まだるっこしいです。

第三章 モデルゴルファー

3.1 スイングのハブ(中心)のイメージ。物理的な現実性に加えて、ゴルファーのメンタルにおいてもかけがえのないイメージとなっている。ゴルファーはブライアン・バーンズ。

2レバーのモデルは、プロがスイングをする際どのような作用を及ぼすのか。つまり、人がゴルフをすることにおいてこのシステムはどのような働きをしているのか。ゴルファーをモデルにフィットさせる際、以下のような特徴を有している。

  1. ゴルファーは両手とクラブヘッドの両方を、自分を中心としてクラブヘッドが極力単一のプレーン上を動くようにスイングしている。
  2. これらスイングされている部品のハブセンター(中心)は、ゴルファーの首あるいは胸の中心付近に位置している。首、胸はスイング中に動くが、この中心となるポイントは空間上で不動のままである。また両手のある一点、おそらくは左手首付近に存在するポイントは、その点を中心とした円状の弧を描くようにスイングされる。
  3. スイング中、クラブヘッドは両手を中心とした軌道においてもスイングされている。この際のクラブヘッド軌道は、左手首付近を中心としたクラブヘッドのスイングのタイミングによって決定されるが、この左手首それ自体もハブセンターを中心としてスイングされている。
  4. スイングがインパクトに近づくにつれ、角運動量が両腕からクラブヘッドに伝達され、この結果クラブヘッドは加速され、両手は減速される。
  5. 上記4項目のうち、フォワードスイングには全てが適用され、最初の三つはバックスイングに適用されている。

これらキーとなるポイントが通常のプロゴルファーのスイングにどのような影響を与えているかを確認していこう。

スイングのプレーン

3.2の四人のプロゴルファーのスイングの図を見てみよう。プロはC.S.デニー、J.ヒッチコック、デイ・リース、E.E.ウィットコムである。これらはハイスピードカメラを(プレイヤーではなく)ボール後方に設置して撮影した画像を元に構成されたものである。よってこれらは全て同じ条件下で撮影されたものと言うことが出来る。

3.2 : これらは四人のプロゴルファーのスイングをほぼ飛球先後方から撮影された、アップスイングからダウンスイング、そしてインパクトの瞬間までの画像群を元に製作されている。これによってクラブヘッドおよび両手がどのような軌道でスイングされているのかを把握することが出来る。いかに各人が異なる方法でスイングをしているかがわかる。

これらの結果を見ると、モデルの要件である「クラブヘッドは同一の傾いたプレーン上でスイングされている」のかについては、特にダウンスイングの後半部分においては疑問が残る。

これらのプロのスイングはいずれもそれぞれ異なるが、特にその違いはアップスイングとダウンスイングを比較した際の差異に大きな違いがあることがわかる。

ウィットコムのクラブと両腕は、背中側にアップスイングされた後ほぼ同一のプレーンでダウンスイングされている。またヒッチコックの両腕はアップとダウンでほぼ同一のプレーン上をトレースされているが、クラブヘッドはわずか後方かつフラットなプレーンでスイングされており、またダウンに向けてループを描いて異なるプレーンにヘッドが送り込まれていることがわかる。デニー、リースの場合では、クラブヘッドはダウンでボールに向けたスイングプレーンよりも後方かつフラットなプレーンでバックスイングが行われている。

ここまで極端にダウンスイングの方がスティープなプレーンを描くというのは、いくらフェードヒッターであってもたぶん現代のプロ的には珍しいと思いのだけど、まぁカット軌道=悪とか、インサイドアウト軌道が必須という決めつけも良くないということですね。どういう球を打ちたいかということです。思えば野球のバッティングでどこに上げてるかって意識しないですよね。

これらの違いが発生する様々な要因は、この段階で研究チームがその一つ一つについて詳細な研究を行うにはあまりにも多すぎた事は明白であった。しかしいくつかに限定するならば、グリップの違い(その自然なハンドアクションだけではなく、クラブヘッドの軌道にも影響する)、スイングの長さ、そして各自がそのスイングについてどのように考えているかがポイントとなる。

しかしこれほどの違いがあるにも関わらず、全てのスイングはモデルにおける「良いゴルファー」のスイングの要件である、フォワードスイングが単一のプレーン上で行われているという条件を満たしているのである(この画像ではフォロースルーまでは表示されていないが、全てのスイングにおいてダウンスイングと同一プレーンで行われているのである)。

3.2の画像群からわかることは、バックスイングには固有のプレーンが存在し、それは必ずしもダウンスイングのプレーンと同一平面である必要はないということである。また、両手とクラブヘッドのプレーンにも相違があることがわかるが、ゴルファーのクラブは両腕の延長線上なわけではないのだから、これはそれほど驚くことではない。

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