サイトアイコン 大庭可南太の「ゴルフをする機械」におれはなる!

パワーパッケージデリバリーパスのバリエーション

10-23-0 概要

パワーパッケージデリバリーパスのバリエーションは、インパクトに向かう両手の通り道の三つの可能性のあるタイプを基準として分類をされておる

これらの組み合わせの結果として五つの通り道として定義がなされておる

この「通り道(Path)」はあくまで両手が実際にどこを通っているかなのであり、クラブヘッドがどこを通るのかではない(2-J-3を参照)

五つのダウンストロークの通り道は、全てバックストロークの際のシフトに際しても同様に有効じゃ

10-23-A ストレートライン

このパターンでは、両手の通り道がトップの直線の上端からエイミングポイント(2-J-3)にかけて直線状に保持された形となり、この際プレーンシフトは行われない(10-7)

10-23-B アングルドライン

このパターンではダウンストローク中のエルボープレーンアングルへのシフト(あるいは後方への送り込み)を含むプレーンアングルバリエーションを使用しておる(10-7)

エイミングポイントに向けて、あるいは通じて直接的に両手が運ばれる前に、トップの直線的な両手のポジションから、エルボープレーンアングルに向けてほぼ垂直な通り道を形づくるのじゃ(2-J-3)

10-23-C トップアークアンドストレートライン

このパターンでは両手はトップオブザラインの位置を超えて、アークに沿ってさらに上方および後方に運ばれ、両手がトップオブザラインに戻る際に再びその軌道をなぞるように運ばれるのじゃ

この「再びなぞる」動作は、10-19-Cの通り、ロンジチューディナルな(遠心力による)加速を行うのに理想的なのじゃ

10-23-D トップアークアンドアングルドライン

このパスの方法はトップラインポジションから両手がアングルドラインデリバリーパス(上記B)にに送り込まれる以外は上の"C"と同じじゃ

10-23-E サークル

この方法では、ストレートラインパスを使用しないのじゃ

この方法では両手がトップオブザラインのポジションに到達しているかに関わらず、その通り道のどの位置でもアークのトップとすることが出来るため、トップオブザラインの下、もしくは上の位置に形作られるアークのトップに継続的に沿ってスイングされるのじゃ

よってあらゆるアッセンブリーポイントから、そのボールに向けてのパスは常に円軌道となるのであり、通常(必須ではない)「軸の傾きを使用しない(2-H)」およびアークオブアプローチデリバリーライン(2-J-3)を使用する場合に用いられる(7-23を参照のこと)

スインガーの推奨は「トップアークアンドストレートライン」で、ヒッターの推奨は「ストレートライン」になってるんだけど、TGMではプレーンシフトに消極的な傾向があるから、たぶんスインガーのプレーンシフトが多い現実世界では「トップアークアンドアングルドライン」が多いんじゃないかと想像するよー 

「サークル」はたぶんアプローチとかのハーフショットでパワーよりもテンポのスムースさや正確性を必要とするときに使うんじゃないかと思うよ—

モバイルバージョンを終了