ザ・ゴルフィングマシーンを勝手に解釈していくよ

ゴルフ史上最大の奇書と言われる「The Golfing Machine」を勝手に翻訳したのちに独自の解釈をしてゆくブログ。そしてゴルフは信仰へ。

プレーンとは何か(論点広がり過ぎなので最終回)

先週の伊藤園レディースでは最終日単独首位でスタートした松田鈴英選手は惜しくも初優勝はなりませんでした。

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(C)GDO

 

そして先々週のシュライナーズホスピタルでまた優勝しやがったコイツ

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(C)GDO

 

両者の共通点は、とにかくパーオン率が高いそしてパットがちょっと...ところです。両者とも飛距離を安定して稼いでフェアウェイをキープして、フェースターンを少なくしたセカンドショットで確実にグリーンを捉えてきます。

18ホールのうち16回バーディパット打って4回に1回入ればその日は-4なわけで、デシャンボーなんかはそれを4日間続けて優勝してしまうわけです。

松田選手もデシャンボーのようにもっと無神経な感じで最終日までそういうゴルフを続けることが出来れば優勝は近いでしょうね。

 

で、ここんとこのブログ更新ペースが遅いのはもちろんTGMの日本語版の製作を急いでいるからでありまして、

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こんな不気味な感じの表紙も出来てきまして

 

PCMの筒さんにも日刊スポーツWebの人気コラム「ゴルフ体験主義」でこのプロジェクトを取り上げていただいたり

golftaiken.nikkansports.com

とにかくモサドやCIAに抹殺される前にこの作業だけは年内に終えてしまおうと思っているわけです。

余談ですが最近めっきり「ボディターン」とか「カラダで打つ」という言葉をレッスン動画でもコラムでも見かけなくなった気がするのですが、スライス量産打法から離れて「手の教育」に向けて少しずつ正しい方向に業界が移行しているのではないかという気がしております。

 

で、プレーンの話です。ここ数回の記事で「結局プレーンとは何なのか」を考察して来た訳ですが、いろいろ思考が拡散して収集付かなくなってますので、今回は強引にまとめてこれ以降は個別撃破に移行したいと思っております。

結論:プレーンとは何か

もういきなり結論ですが、TGM的なプレーンの概念を私なりに一言でまとめると

「ある目的を達成するためのバックスイングをどこに、どのように上げるか」

ということだと思います。ある目的とは、もちろん最終的にはインパクトであることは間違いないのですが、ゴルフの場合はインパクトからトップが決まるわけではないというのが最大のポイントではないかと思います。

例えばこの人ですけど

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この人は黄色い線のあたりでインパクトして矢印方向に打球を運ぼうとしていると思うのですが、

なんでこんな位置にバット構えているんですかね?

先入観とっぱらって考えれば矢印の後方延長線上にバックスイングした方が当たる確率高いような気がしますがね。そして

この人って上げる位置をそんなに気にしてますかね?

後ろ倒しとかシャローにとかそんな難しいこと考えなくても、バッティングの場合矢印方向にボールを運ぼうとすれば自然とスイングしやすいトップの位置が決まるんではないですかね。

でもゴルフの場合は、打ちたい方向とインパクトの位置(ボールの位置)は決まってても全然トップの位置は自然に決まらないですね。クソ気を遣ってアドレスしてメチャクチャ慎重にスイングしても全然とんでもない結果になったりますよね。つまりゴルフは

ボールを打ちに行ったら終わり(゚∀゚)

ってスポーツなのではないかと。じゃあ何を目的にスイングするんだって話です。

 

3Dインパクト

ではTGMではスイングをどういう構造のものと捉えているかというと

・正面から見て「下に」(アタックアングル)最下点を過ぎて「上に」

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・後方から見て「外に」(プレーンアングル)最下点を過ぎて「内に」

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・上から見て「前に」(アプローチアングル)そして最下点を過ぎて「後ろに」

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が達成できていないとコンプレッションの「漏れ」が発生するとしていて、この中で一番大切なのは「下に」、つまりヒットダウンする感覚がなければこの3Dインパクトは達成できないとしています。

 

アークオブアプローチ

ただ、上の三つのうち、ゴルファーが視覚的にその軌道を確認出来るのは三つ目のアプローチアングルだけです。「下に」は感覚的に把握出来ると思いますが、「外に」のプレーンアングルは「今のプレーンアングルはだいたい48°だな」と把握出来る人は少ないのではないかと思います。

 

エイミングポイント

そして望ましいアプローチアングルを達成するためには、両手がどのあたりに押し込まれていけばそうなるというポイントがあるとしています。これがエイミングポイントです。この感覚を覚えればエイミングポイントを打ち抜けば必ずナイスショットになるので、もはや本当のボールを打つ必要はなくなるとしています。

 

結論の結論「プレーンの目的」

よいアプローチアングルを達成するための、最適なエイミングポイントを「下に」打ち抜くという目標を、最もスムースに達成できるトップを作ってスイング

ということになると思います。

 

オンプレーンであるために心がけること

で、オンプレーンであるということは、ヘッドの余計な慣性を抑えてスイング出来るので最も効率的なのだということは以前も触れましたが、たぶんこの二つだけおさえておけば実戦で通用すると思います。

トップ付近でグリップがプレーンライン上の後方のどこかを指している

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エイミングポイントでプレーンライン(地面)とクラブが平行

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とりあえずこんなところで間違った解釈にはなっていないと思われます。

これほんと試してみるとビックリしますよ。感覚的には

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こんな感じで振り下ろして打てちゃうんですよね。まだ練習中なんですが。。。ちなみに上の写真だとボールは後方の男の子の方に飛びます。