エイミングポイントの実際の活用にあたっては、以下の三つの方法がある

1. ボール位置に対して、エイミングポイントを前後に動かす

このエイミングポイントを動かす方法は、自分の感覚として取り入れることが出来るならばもっとも簡単な方法と言えるじゃろう

バックストロークのトップにおいて(あるいは10-21-Cにおいての「エンド」でもよいが)#3プレッシャーポイントからエイミングポイントまでの仮想ラインを設定し、ダウンストロークに際して注意深くこのラインに沿って「押し込み」をはかることじゃ

前の記事にも書いたけど、エイミングポイントを前後に動かすのはストロークを変えなくてもスタンス幅を拡げたり狭めたりすることで調整出来ると思うよー

ヒッターであれ、スインガーであれ、この#3プレッシャーポイントを動かす方向は、あくまでも強く「下方向」なのじゃ。すなわち1-L-91-L-102-J-36-C-2-Aにあるとおり、この動作が「3Dインパクト(2-C-0)」の下方向の要素になっていることをしっかり確認することが重要じゃ

3Dインパクトは、下に、外に、前にって言う三つの方向にヘッドが振り出される状態でインパクトするってやつだよー

すなわち、ボールは空中に向けて運ぶのではなく、地中に向けて運ぶことを心がけなければならぬ

もしお主がこの「ヒットダウンする感覚」を完全に自分のものにしていると言う自覚がないのであれば、おそらくお主はそれができていないのじゃ

両手は常にいくつかあるデリバリーパス(10-23)のいずれかの軌道をたどらねばならぬが、仮にサークルパス、つまり円軌道を両手がたどるとしても、押し込みはエイミングポイントに向けて直線的なものとなるように心がけなければならぬ

そして「右前腕をシャフトがトレースする動き(5-0)」も、この直線的な押し込みとなんら相反するものではないのじゃ

じゃあ丸っこく振ってるように見えるベクQさんのスイングを見てみると

youtu.be

素人のおいらにもわかることは、ダウンスイングで前を向こうとして振っているのではなくて、あくまでエイミングポイント方向を「ずっと」見ながら振ってるということだねー 

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2枚目の写真を見ると下方向に振り出している力感が見えなくもないかなー

まぁいわゆるステイ・ビハインド・ザ・ボールとか「頭を残せ」とかって言うけど、もしかするとエイミングポイントに下方向に押し込もうとすると、自然にそうなっちゃう気もしてきたねー

ちなみにベク・キュジョン(ベクQ)さんは今年もUS LPGAツアーに参加してるんだけど、三戦連続最下位で予選落ちしてるんだけど、ドライバー270yくらい飛んでるみたい。でもスコアわるいって曲がっちゃってるのかなー。大丈夫かなー

2. エイミングポイントに対してボールの位置を前後に動かす

これは前の記事でも解説しておるが、トップ位置から手およびクラブのガイダンスに従ってヒットダウンすることは上の#1と同様じゃ

真のスインガーはプレーンラインローテーションを用いるので、もしプッシュボール、あるいはドローボールを打とうとする場合(7-2)、ボールを動かす度合いはより大きくならなければならぬ

一方、クラブフェースを意識的に操作しようとする(主にヒッター)場合、このボールを動かす方法、エイミングポイントを動かす方法(上の#1)の双方を用いることが多いようじゃ

3. スタンスを「オープン」もしくは「クローズ」にする(10-24-F)

エイミングポイントこれで終わりだけどねー、結局上で言ってることって、結果としてはベン・ホーガンと同じ事言ってると思うのねー

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まぁ爺のほうがまわりくどい親切なのは、上の図はあくまでベン・ホーガンの経験値であって、全てのゴルファーがベン・ホーガンと同じハンドスピードなわけないからねー、そこが変わってくると上の図も微調整が必要だから、一般的な概念として理解した上で、自分のストロークのデリバリーポイントをしっかり確保出来てると言うことが重要だとー(それがエイミングポイントなんだけど)

爺は「手の振り方およびその位置が重要」でどうに立つかは、上手いことやれと

ベン・ホーガンは「どう立つかはある程度決まる」けど、どう振るかは自分のスイングを見つけてくれと

「だからクラブの長さ全部同じにしとけばそんなむずかしーこと考える必要もねーんだよー」

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