2-M-3 筋肉について

インパクトにおいて#4アキュムレーターがピボットによって発生する押し込み(Pivot Thrust)で動かされているのではないのであれば、その役割はパワーパッケージのデリバリー、誘導およびサポートであると考えることによってより明確に定義を行う事が出来るのじゃが、それは押し込みというものが何らかの貢献をしているとするならば、デリバリーの間以外には発生し得ないからなのじゃ

ストロークのパターンというものは、まさにどの時点をもってこの押し込みが発生し始めるのかによってデザインされるものであり、これは完全にプレイヤーの嗜好によるものと言って良い(10-410-9を参照)

ピボットによる押し込みは(2-K)、単体としては右腕による押し込み(6-B-1)の発生によって消滅する

パワーパッケージによる押し込みは(6-0)、単体としては運動エネルギーを伝達すること(2-K)によって消滅する

長いクラブの場合、とりわけドライバーなどを使う場合に限り、ピボットによる押し込みとパワーパッケージによる押し込みの両方を使うことが必要となる

すなわちピボットの押し込みに加えてプレッシャーポイント#1への強いプレッシャーをかける動作を伴うか(10-19-C)、パワーパッケージの押し込みにショルダーターンを加える(2-M-4)かじゃ(4-D-06-B-2-B10-4-Dを関連して参照のこと)

10-4-Dはフォーバレルの話だから、全部のアキュムレーターを使うと上のどっちかになるということだと思うよー

両手とは、クラブフェースの方向を制御するために両腕とクラブをつないでいる、強力な、教育された、調整された「クランプ」なのじゃ

しかしそれら単体では極めて短い距離にしかボールを運ぶ事は出来ぬ

リストコックは手首の筋力を使用した動作ですらない

つまり手首の筋力が寄与するべき本質的かつ重要な役割とは、しっかりとグリップをホールド出来ているということじゃ(7-20を関連して勉強のこと)

このコンポーネントが直面する最大の障害は、「頑張ること(Effort)」が「パワー」につながるという認識じゃ

どれだけ頑張ろうともそれはプレイヤーがターン出来る最大速度を超えるものにはならぬし、そうした頑張りに関わらず、人は自分が走る速度より速くモノを押すことなど出来はしない

機械的な強み(1-H)は正しく活用されなければならず、それによってクラブヘッドの加速が「追い越し動作」を発生させるようにしなければならぬ(2-P6-M-1)

一方で、ストロークにおいて発生する様々なコンポーネント同士の互いに干渉、あるいは衝突する要素を少なくしていくことには多大なるエネルギーが消費されなければならぬし、それなくしてプレイヤーの潜在能力の最大速度を引き出すことは不可能なのじゃ(5-0を関連して勉強のこと)

パワーパッケージのパワー、すなわちそれとはレバーアッセンブリーを通じてクラブヘッドを動かすためのものじゃが、これは両腕、両手および上部胴体の筋肉群によってささえられておる

上腕二頭筋 ー 肘を曲げる筋肉

上腕三頭筋 ー 肘を伸ばす筋肉

三角筋 ー 両腕を持ち上げる筋肉

大胸筋 ー 肩を引き、両腕を前に出す筋肉

広背筋 ー 肩を引き、両腕を後ろに出す筋肉

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http://stat.ameba.jp

まず上腕二頭筋と広背筋じゃが、これらは使わないで済めば済むほどよい

右上腕二頭筋はバックストローク(7-3)においてのみ能動的に使用するが、ダウンストロークにおいては両腕の二頭筋は完全に脱力、つまり受動的に使われなければならないものじゃ

次に大胸筋と上腕三頭筋じゃが、これらは極力躍動感なく使われるようにすることじゃが、ここの動きが活発すぎると特に右肩が激しい動きをすることとなり、ストロークの安定感を損なう事につながるのじゃ

そして両腕は、エクステンサーアクションを用いて、「手綱としての動作」が可能なように真っ直ぐと伸ばされているようにすることじゃ

そうは言ってもつっぱってサル腕になるくらいリキんで伸ばしちゃうと、これも肩が激しく動く原因になるから気をつけてネー

つまるところパワーパッケージの筋力によるパワーというのは、右上腕三頭筋が右肘を伸ばす動作をすることによってエクステンサーアクションと#1アキュムレーターを発動するものがほとんどその全てと言えるのじゃ

右上腕三頭筋と大胸筋で、ダウンストロークで要求される筋力はまかなえるのであり、左サイドの筋力は全く必要とされないのじゃ

つまり左腕の筋力によるストロークへの貢献は微弱なものであり、あるいは副次的なものであるのじゃが、これはヒッターの場合とりわけその傾向が強くなるのじゃ

三角筋は、広背筋がバックストロークおよびフィニッシュにおいて両腕を後ろに引く動作をする際に、両腕を持ち上げる筋肉じゃ

「受動的なサイド」は「手綱としての動作」に「能動的なサイド」としての機能を供給する

これ難しい言い方だけどね、例えば綱引きで綱を引っ張るときって、あまり腕力は使ってないというか、使えないと思うんだよね

しっかりと綱を握っておくっていう握力と、引っ張るのにちょうど良い具合のテンションで両腕を伸ばして、足腰で引っ張っていくチカラが伝わりやすいようにするみたいな動作になると思うけど、このときの両腕の筋力ってほぼ使ってる意識はないんだけど(受動的)、結果としてはそこを通じて(手綱動作)、足腰の引っ張るチカラ(能動的)が綱を引っ張る結果になるみたいなことを言いたいんじゃないかなー

両肩はなるべく胴体よりも前方にある状態を保つべきじゃが、必要であれば大胸筋の動作を使っても良い

広背筋が貢献するのは、三角筋が両腕を持ち上げる際、両腕を後ろに引く動作のみであり、これは両肩に影響するものではないのじゃ

この筋肉はバックストロークおよびフィニッシュにおける腕の動作をつくりだしておるが、「手綱としての動作」を伴い肘を自然に曲げるという動作を担っておるべきじゃ

2-M-4 ボディパワー

6-B-4のとおり、スインガーにとっての左腕というものはボディの運動量を伝達するものとして非常に大きな役割を担っておる

2-Kおよび6-B-3-0に概要が述べられておるとおり、このことは左腕が「オンプレーン」であることを意味しているのでない(2-P7-13を関連して勉強のこと)

ボディがターンすることで左腕が加速される際、慣性によって左腕は胸におしつけられるような形で保持されることとなり、運動によってこの形が続くことで、結果として左腕の筋力を使っている感覚が発生する

混乱を避けるために、ピボットによる押し込みとは、ボディのパワーであると認識することじゃ

このパワーこそが、スインガーがインパクトに向けて左腕を旋回軌道に乗せるために炸裂させる本質的な慣性であり、ヒッターのパワーパッケージにとっての初動の加速であり、クラブヘッドにピボットスピードに加えて右上腕三頭筋のスピードを授けることを可能にするものなのじゃ(6-B-46-C-07-12を関連して勉強のこと)

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