私なりに結構な激動の一年でしたので振り返りをしていきたいと思います。

レッスン活動を始めて1年半になりました

昨年からのコロナ禍の影響で、昨年四月以降はそれまでの本業であったイベント運営の収入が完全に吹っ飛びまして、どうしたもんかなーと思っておりましたところに、東京は亀戸にあります「インドアゴルフレンジKs亀戸店」さまよりお声がけをいただきまして、レッスン活動をさせていただくようになりました。昨年の六月からでしたので、早いものでもう一年半になるわけですね。週に2回程度、メインは水曜と木曜になりますがたまにブログの読者様にもご来店をいただいておりまして嬉しい限りです。

当初は私のような者が人様にレッスンなんてできるのだろうかと思っておりましたが、とにかく「ウソ」は言わないように、ひたすらゴルフィングマシーン的原理原則を貫きつつ日々奮闘しております。改めてゴルフィングマシーンのすごさを感じると共に、その内容についても日々新たな理解が生まれつつあります。

コンサルティング業界にいた時代からずっと同じことですが、やっぱりお客様から教えられることって本当に多いよなぁと思う今日このごろです。

某ゴルフ場の会員権を取得しました

そんなわけで昨年からは経済的にも苦しい状況が続いておりましたが、今年の年初に母が他界いたしました。

その結果いくばくかの遺産も相続いたしまして、やはりこれはゴルフの研究に費やすべきであろうと考えまして(母はそんなこと全然思ってはいないでしょうが)、乗用車も購入し、とあるゴルフ場の会員権を取得いたしました。

まぁ身バレするとアレなのでどこのゴルフ場とまでは申し上げられないのですが、トーナメント開催コースでしてまぁ難しいゴルフ場です。できるだけ週一は行くようにして技術の研鑽を行っていく所存です。

「みんなのゴルフダイジェスト」様で連載を開始しました

そんなこんなでご縁がありまして、ゴルフダイジェスト社さまのWeb媒体である、「みんなのゴルフダイジェスト」さまにて連載をさせていただくことになりました。

週一ペースですが、「ザ・ゴルフィングマシーン」の内容を一歩進めて、「原理原則がどのようにゴルフ技術の向上に役立つのか」というレッスン視点の内容にしていくつもりです。これまでもゴルフィングマシーンの記述の考察記事はずいぶんと書いて参りましたが、今回はそれをレッスンにどのように役立てるかがメインになります。こういう記事もレッスン活動やってなかったら永久に書けなかっただろうと思いますので、本当にいろんなご縁に感謝しております。

ちなみにですが、この記事についてるアイコンの部分

こいつをポチッとしていただきますと過去の記事も全部ご覧になれますので、是非第一回から何度でも読んでいただけると幸いです。上の写真にもURL埋め込んでますのでそのまま飛べますから。

今年も多くの方に本をご購入いただきましてありがとうございました

このブログの以前からの読者様はご存知の通り、2018年に「ゴルフをする機械」(The Golfing Machine邦訳版)を制作し、今年頭に「スインガーの流儀」("Swing The Clubhead Method" アーネスト・ジョーンズ著:邦訳版)をネット販売にて出版いたしております。

本当に本当にお陰さまを持ちまして、今年はこれまでに114件ものご注文をいただきました。なぜか昨年までの販売実績が集計できないのですが、あのクソ難解な黄色い本がおそらく200冊くらいは書籍の形になってこの世に存在している感じなわけです(本棚に直行している場合も多いでしょうけど)。

お買い上げを頂きました皆様には本当に心から御礼を申し上げます。

YouTube!「大庭可南太ちゃんねる」登録者数が900人超え

なにしろ動画が上がらないという、動画サイトとしては致命的な欠陥を抱えつつも、今年の頭に300人程度だったチャンネル登録者数がなんと900人を超え、「これもしかして収益化できるんじゃねぇの?」というレベルに近づきつつあります。

なんと言っても根本的な問題は動画が上がらないということなのですが、ネタは鬼のようにあるわけです。

ですので今後のコンテンツ制作のポリシーといたしまして

・ゴルフィングマシーンのレッスンコンテンツで文字向きのものは「みんなのゴルフダイジェスト」さま

・動画向きのものは「大庭可南太ちゃんねる」

・このブログではコラムと「Search for the Perfect Swing」の翻訳

という棲み分けで進めていくことになりそうです。はい、アタマのなかで整理はできていてコンテンツも構想もプラットフォームも申し分ない状況になっておりますが、どうしても作業のほうが今ひとつペースがあがらないわけです。こう特に締め切りのない案件であっても、在宅でコツコツ一定のスピードとクオリティを保ってアウトプットをしていくというコロナ禍では非常に重要なスキルの獲得に挑戦しているわけですが、どうしても寒い日は布団の中で構想を練っているうちに気づくと朝になっているということが少なくないわけです。

もしかしたらすごく怖い編者者とかにケツ叩かれながら作業したらもっとスピードが出るかも知れませんが。

まだ激動の時代は続きそう

毎年言っていることかもしれませんが、働き方や産業構造やビジネスモデルとかいろんなものが変革の時代に真っ盛りだと思うのですね。もうこうなってくると自分なりに日々勉強して知識や意識をアップデートしていく以外にないと思うんですよ。

ただ私自身は今年もいろんな方との新しいご縁もありましたし、ゴルフ界に限って言えば私と同じような問題意識をお持ちの方もいらっしゃいますので、全体的には少しずつ良い方向に進んでいくのではないかと楽観しています。

先日も某インターネット企業の社長さんが「ネットで有料配信するとは聞いていたが無料がダメとは聞いてない」とか意味不明のこと言っていきなりスポンサーを降りてしまうという件がありまして、「時代に逆行するLPGA」みたいな論調のネット記事がありましたけど、ヤフーのコメント欄とか見ると、「この社長バカなの?」って言う意見の方が多いように感じるわけですね。

コンテンツにイニシアチブを取りたい新聞社や放送局やスポンサーを動かしたい広告代理店の側からすると、放映権をLPGAが持っているのは面白くないからこういう記事になるんでしょうけど、「時代に逆行しているのはおまえ達のほうだろう」ということにちゃんとみんな気づきつつあるわけです。某社長さんはしっかりと違約金をLPGAに支払って日本ゴルフ界に最後のご奉公をしていただきたいと思います。

上記を受けまして来年早々にドメインもサーバーも全部エックスサーバーに移転しますが、サイトの視聴環境については特に変化は起きませんので。

というわけで来年も

May The Linear Force be with you!

ありがとうございました!

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