デシャンボー君が滑り込みで出場を決めた全英オープンがいよいよ明日開幕だねー

ヨーロッパの試合は日本より8時間遅れだから、一番早い組は日本時間の木曜午後14:35スタートみたいだから気をつけてネー

ちなみに我らが(?)変態デシャンボーは第八組で15:52(日本時間)スタートで、松山英樹君は18:09スタートで全米オープン優勝したブルックス・ケプカと同組だよー

詳しいスタート時間はこちらー(公式サイト)

www.theopen.jp

ちなみにちなみに今回ゴルフネットワークでは全部まるまる放映してくれるみたいなんだけど、これをSONYのレコーダーで番組表から録画予約しようとすると、「12時間を超える番組は連続して録画できません」って却下されちゃうんだけど、ちょっと面倒だけど時間指定って方法で録画するといけるよー

www.sony.jp

こういう旬のお役立ち情書情報とか書いてるとなんかまるで普通のブログみたいだねー

まぁまるで普通のブロガー気取りはこのへんにしといてねー、難読で憂鬱な第一章から第三章に飛び込んでいく前に、ここまでやって分かってきた、「TGMを読むためのちょっとしたコツ」というか、おいらなりに感じてることをコラム風にまとめてみるよー

なんだかブログっぽいねー!

    前提:なぜTGMは難読とされるのか

    実は英語的(文法、単語その他)には難しくない

    TGMはやっぱりアメリカではそれなりに(毀誉褒貶あるけれど)評価はされているっていうのはTGM物語とかTGMの現状のあたり読んでもらえれば分かると思うけど、「ところでこの本が英語で書かれたものはないのか?」っていうジョークがあるくらいネイティブから見ても難読な本らしいけどー

    英語的には実はそんなに難しくないと思うよー

    ちなみにおいらドメスティック日本人で帰国子女とかでないけど、ちょっと仕事の事情で英語勉強するハメになってTOEIC950点くらいだけど(ドヤッ)、とりあえず訳すことまでは出来るし、文法的にはかなり正確かつ明瞭な英語で書かれてるよー

    ただその文章の真意を究明するには読者側の解釈・理解が必要

    TGMの文章にありがちな雰囲気を例えるために、論語の一節だけど

    「知之為知之、不知為不知。是知也」

    ってあるらしいんだけど

    「之を知るを之を知ると為し、知らざるを知らざると為す。是れ知るなり」

    ってなんとか日本語風になって、

    「これを知っているときは知っていることとし、知らないときは知らないこととする。これが本当の知るということだ」

    みたいに現代日本語にすることまでは出来るとして、じゃあこの文章の真意ってなんだろうってなると

    「自分の知識のなかで理解出来ていることと、理解出来ていないことの境界がはっきりと見えたとき、今現在自分が理解していることは『知っている』ことなのだ」

    みたいなメタ認知的な事が言いたいのか

    「本当に分かってる奴は自分の専門外のことに首を突っ込まない」とか

    「知ったかぶりする奴は本当は知らない事が多いからから信用してはいけない」とか

    こういう受け取り側の都合でいろんな応用的解釈ができちゃうんだけど、こういう言語っていうのは、特にアメリカはやっぱり他民族国家なので、あまり歓迎される文章の姿勢とは言えないのかもねー

    TGMはゲームソフトの取説であって項略本ではない

    でTGMが論語や聖書みたいに、はじめからそう言う哲学的性質を持ったものだってわかってればまだ我慢できるんだけど、これ明確にゴルフの本で、おそらくTGM以外の全てのゴルフ本って、「ゴルフというゲームソフトの項略本」で読者も「どうすればゴルフがうまくなるのか」を期待しながら読むわけだけど、逆にナゾが増えるばっかりで全然スッキリしてこないんだよねー

    でこの本最後まで読んでもたぶんゴルフが上手くなりそうにはないというか、要するに「方向キーで←→↑+Aボタンでこういうワザが出ます」みたいな事ばっかり書いてあるワケね(そしてそのワザがどういうときに有効なのかについてはほぼ何も書いてない)

    もちろんそれ知ってると便利なワザもいっぱいあるんだろうけど、「いや使わねーしそんなワザ」ってのも一杯あって、どれが大事なのかが相当わかりづらいかも

    参照が大杉

    本文読んでもらえれば説明不要だけど、このブログみたくリンクじゃなくって実際の本をパラパラいちいち参照追っかけてたら、本がベリベリにぶっ壊れること間違いないくらい参照がある上に、その参照おっかけてもイマイチ意味が釈然としないんだよね

    突然インパクトのあることを言っておいて説明が不十分

    そのくせ「とは言え、『右の頬を打たれたら左の頬を出しなさい』というのはある意味正しいのじゃよ」みたいな「えっ、何それ、なんで!?」みたいな文章の終わり方しといて、そのフォロー説明が不十分ってのもよくあるパターン

    頼みの綱のイラスト・写真のクオリティが目を見張るほどに低い

    これも説明不要だと思うけど、この時代例えば「モダン・ゴルフ」でもレッドベターの「The Golf Swing(邦題「アスレチック・スイング」)」でも、基本的にはイラストがすごく多くて、理由は写真は当時の印刷技術では印刷映えしないってことっだったんだろうと思うんだよねー。でもビンボーの爺はそんなイラスト書いてくれる協力者はいなかっただろうし、どういうわけか第七版になってもなお黒くべったりつぶれた写真と「大昔のCADで書いたのこれ」って感じの残念なイラストが満載

    まぁそのほかにもいろいろ言いたいことあるけどキリないからやめておくけれども−、一番タチ悪いのは「それでもやっぱりなんか本質的な、捨ててはおけないゴルフの神髄に触れているのではないか」って思わせる何かがあるんだよねー

    たんなるコミュ障のたわごとだって断定できたら良かったんだけどー

    今回単なるグチになったけど、「で、どうすればTGMって役に立つのか」を、もひとつ記事書いて考えていくよー

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