7-18 レフトリストアクション

レフトリストアクションは、インパクトに先駆けて発生する左手首の状態の変化によって分類されるのじゃ
ダウンストロークにおける左手首の状態の変化は、バックストロークにおいて発生するものと反対の動作となるが、それはストロークにおける全く同一のポイントにおいて発生しなければならないというものではなく、ヒンジアクションがストロークに加わってくるインパクトのポイントに到達するまでにインパクトの状態に整っておれば良いのじゃ(2-P4-D-0参照のこと)

これら変化は他のコンポーネントに付随して、あるいは意図的な操作によって発生するものじゃが、「リストコック」として分類されるものの変化とは異なっておる(2-P4-B)

ヒンジアクション(2-G)とグリップ(コンポーネントの1番と2番)は別のものであるが、この複雑な動作においては重なり合う部分もあるのであり(これら”両手が行うべきこと”についての詳細は1-F4-D-04-D-1を参照)、3-B及び5-05-0-1の通り習得され、活用されるべきものじゃ

通常、第4章において紹介されておる全てのリストポジションは、左右両方の手の間で実際のプレーに応用される可能性があると言える(9-09-2)

また2-N-1の通り、左手首のアクションを理解し、実行できるようになるということは、ストローク全体の進行をシンクロさせるということになるのじゃ

トリガーディレイは幾何学的に大きな変化と言い難いが、物理学的にはパワーを最大化するものじゃ

右肘を伸ばすこと(10-10-C)によって発生するパドルホイールアクションは#3アキュムレーターのハンドモーションを発動、継続させ、それは両手が伸ばされ、アキュムレーター#3のローディング量がゼロになる、最大限に伸ばされた状態になるまで続くのじゃが、それはあくまで、スムースで、一定で、腕を伸ばすスピード、パドルホイールアクションによってリリースでクラブフェースが閉じていく割合も変化が生じないものじゃ

コックされた左手首は右肘を伸ばしていくことを可能にするのじゃが、そのスピードが左腕によって同じ動作をするよりも早くなる場合にのみトリガーディレイのバリエーションを実行することが可能となるのじゃ(6-B-1)

ディレイが大きくなればなるほど、パドルホイールアクションも急激なものとなり、より「旋回」に近い動作となるが、エンドレスベルトにおける左手のスピードそのものが増えるわけではない

出たねー「パドルホイールアクション」

どうやら右肘が伸ばされることによって発生する、ターンしていた(開いていた)クラブフェースが、ロールする(閉じる)動きを指しているみたいだねー

で、これを遅らせれば遅らせるほど、アクションが急激なものになってクラブヘッドのスピードが増すというのがトリガーディレイの仕組みみたいだねー

アキュムレーター#3のアクションというのは、レバーアッセンブリーが伸ばされる動作ではないのじゃ(2-P)

エンドレスベルト効果に伴い、ベルト(両手)とクラブヘッドは同じ角速度(RPM)を持つことになるのじゃが、プーリーの中心から離れた場所にあるクラブヘッドにはより大きな速度(MPH)が発生し、それはプーリーのサイズに反比例して大きくなる(プーリーが小さいほどクラブヘッドの速度は増える)

ということは、手のポジションが高い位置であるほど、つまりアキュムレーター#3の移動量が減るほど、トリガーディレイの量は大きくなるということじゃ。反対に、プーリーが大きくなるほど、つまり手の位置が低くなるほど、より大きなハンドスピードが必要になり、トリガーの発動も早くなることとなるのじゃ(6-B-36-F6-N-0を参照)

まずおさらいだけど、ハンドスピード(ベルトのスピード)が同じならば、プーリーの径が小さい方がヘッドのスピードが上がるというのは、Swingengineerさんの動画を前に紹介したと思うのだけど

youtu.be

youtu.be

今度プーリーの径が小さくなると手の高さも上がると爺は言っていて、確かに幾何学上はそうなるはずなんだけど、手が短くなるわけじゃないからどうやってその高さを調節するのかってことで、例によってスヒンスイングの羌瘣Qベクさんの動画をキャプって確かめてみたよー

左がウェッジショットで右がドライバーだねー

f:id:kellogg2005:20170615132939j:plain

f:id:kellogg2005:20170615132958j:plain

f:id:kellogg2005:20170615133020j:plain

f:id:kellogg2005:20170615133034j:plain

f:id:kellogg2005:20170615133050j:plain

結果だけ見ると確かにドライバーの方が手の動きの量が小さいというか、爺の言う通りプーリーの径が小さくなってるように見えるんだけども、左右のスイングでどういう動きの違いからそういうことになるのかを考えて見ると

まず二枚目のあたりで右肘の曲がってる量がドライバーの方が大きくて、その結果肩の開きも抑えられてるように見えるねー

その後も右肘伸ばすの我慢して左肩の移動量も抑えられて、結果として手の移動量が減ってるように見えるんだけど、角加速度の記事でも書いたけど、回転の中心から離れた物体ほど中心軸の回転を抑えるように力が加わるから、本人はそんなに意識してなくても逆らわずに振ってれば勝手にそうなるって可能性はあるよねー

ということは非力なタイプは逆に長尺の恩恵を受けやすいかもしれないし、腕力で振っていけるタイプは自分のタイミングで振り切れる長さがいいってことにもなると思うんだけど、ツアープロみたいな体力があれば軽くて硬くて短いのを思い切り振っていく方が距離が出るってこともあるだろうねー

いずれにせよ、エイミングポイントを後方にずらすとか、トリガーをディレイするとか、手の高さを高くしたままにするとか、プーリー径を小さくするとか、みんな同じ効果や現象のことを違う切り口から解説してるんじゃないかと思うんだよねー

ところで、このレフトリストアクションの分類には「シングル」だの「ダブル」だのという分類が出てくるが、これは単に使用されておる動作もしくは手のポジションの数を示しているのであり、このカテゴリーにおけるバリエーションの分類に使用しておる

これはグリップのタイプのバリーエションでも使用した分類の方法じゃが、レフトリストアクションのカテゴリーの分類で使用するアクションやポジションとは別物じゃからそこを間違えんようにの

コメントを残す

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事