いよいよ第十二章だよー

この第十二章ではゴルファーの最終的な仕様というか、完成形が説明されていて、TGMのこれまでの内容は全てこの仕様を説明するためにあったと言っても過言ではないよ—

でもいきなり第十二章読んでもたぶん全然理解出来ないというか、あんまり意味をなさないわけで、そういう意味では全ての伏線を回収する最終章というかボスキャラ的な存在の章だよー

じゃあ本文いくよー

12-0 ストロークパターン - 概要

個々のプレイヤーの「ストロークパターン」とは第十章の24のコンポーネントのカテゴリーにおける全てのバリエーションから一つずつのバリエーションを選択して構成されるものであり、通常は24個のコンポーネント全てにおいてバリエーションの範疇であるべきであるのじゃ

「ベーシックストロークパターン」とはそのプレイヤーにとって最も再現性のある、中心的なストロークパターンであり、そこからの逸脱が発生するとすれば、ストロークタイプ(アキュムレーターのコンビネーション)のいくつかの例外的な可能性を伴うゾーン#3(ボールコントロール)における場合のみなのじゃ

ひとたび「ベーシックストロークパターン」が習得されるということは、コンポーネントのバリエーションがそれに伴って決定されるということを指しておるのであり、このプロセスを急ぎすぎた場合、ベーシックパターンは脆弱なものとなり、しばしばやっかいな「スランプ」を発生させるストロークとなってしまうのじゃ

これ以降で説明されるストロークパターン12-1および12-2は、フルピボットストロークを前提としておるのであり、ショートストロークもしくはパッティングのパターンはこのフルピボットストロークの構成要素によって作られているため、原則的にはプレイヤーはただ一つのパターンを習得すれば良いということになる

とはつまり、以下の6つの要素のうちから、必要に応じて、単純に減らす、意図的に省略する、あるいは最小から最大の出力の間で調整すると言ったことを、以下の順番で、あるいは組み合わせで行えばよいのじゃ

1. パワーアキュムレーター
2. ラグプレッシャー
3. リリースインターバル
4. ピボット
5. アームモーション
6. リリースモーション

これらステップは短縮されることはあっても、6-B-3-0を変化させることがあってはならぬ

フルストロークであれショートストロークであれ、全てのストロークのアライメントおよびパスは共通のものであり、チップショットやパッティングは基本的なストロークのミニチュア版であり、決して別物ではないのであるから、それぞれのショットは帰結するトータルモーションを内包しておると言えるのじゃ(3-0)(関連して2-M-2,2-Nを勉強のこと)

ゴルフという長い旅にこれから出発しようという人々には、コンポーネント2,3,6,10,11,18,19を12-1もしくは12-2、あるいは12-5の「ベーシックモーションカリキュラム」の用法に沿って鍛錬を行う事が最善の近道といえるのじゃが、とりわけ12-5-1は初心者向けのカリキュラムとしてオススメじゃよ

それ以外のコンポーネントについては、それ以降、必ず「一度に一つずつ」追加をしていくのじゃ

瞬間的に完璧になると言うことはあり得ず、継続して改善をしていくというのが現実的なプログラムであるということを覚えておくのじゃ

ストロークパターンとは、つまるところプレイヤーによって選択された「モーション」の集合体であり、その「モーション」が「ショット」を作っておる

よって「モーション」が改善されるということは「ショット」が改善されるということなのであり、その逆はない

既にある程度習熟したゴルファーの場合、現状のストロークを12-4に書き出して、必要に応じて(3-Cあるいは3-Dの方法で)システマチックに改修を加えていくだけで良い

あるいはいくつかのストロークコンポーネントはそのカタログ化されたバリエーションに完全に合致するものではないかも知れぬが、ベーシックパターンとして推奨されておる近接するコンポーネントのバリエーションとなるべく干渉せぬよう調整をしていく必要があるのじゃ

こうしたパターンが完全に精密である必要はないものの、結局のところゴルフの幾何学(スケッチ1-L)というものは突き詰めればG.O.L.F.を達成するための最適なパターンに収斂されていくものなのじゃ

つまり、どのようにその精密性を高められるのかを知る者ほど、なぜその精密性を高めなければならないのかを知るようになるということじゃ

ストロークパターンの実行にあたっては、重要なことは各コンポーネントの位置や状態なのではなく、各コンポーネントの方向性と他コンポーネントとの関係性なのであり、これがモーションおよびアクションに連動するということが本システムの根幹をなしておる

よって単にその外見性だけを達成しようとする衝動をおさえられぬ者は、必然的に本システムから除外されることとなるが、それは本システムが個人の意図によって変化させることの出来ない物理や幾何学の法則の上に成り立っておるからじゃ(9-0)

「正しく」あるいは「まっとうな理由のもと」動作を行おうとすれば、そのようなストロークは再現性が下がり、生涯にわたってその者を苦しめることになる

コンピューターは「間違った情報を入力すれば間違った結果をはき出す」

「コンポーネントの位置や状態」に注力する感性を「コンポーネントの方向性と関係性」に注力する感性に書き換える事じゃ

最後に、お主の現在のプレイヤーとしてのレベルに関わらず、まずは12-5を確認していくことを、ザ・ゴルフィングマシーンの公認インストラクターと共に始めることを強くお勧めする

やっぱ文章の方が訳しててたのしいねー

いよいよ次回はヒッターとスインガーの推奨ストロークコンポーネントだよっ♡

f:id:kellogg2005:20180209113614p:plain

森美穂選手応援サイト | 京セラ所属女子プロゴルファー応援サイト

★画像は本文に関係ありません

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事