まずは週末から月曜日の朝にかけてスポーツをライブで観戦出来るということのありがたみを感じた四日間でした。三ヶ月ぶりのPGAツアーということで、観客はなし、スタッフも少なめ、エアサンキューにエアハイタッチ、ピンフラッグふきふきとかいろいろ「新しいゴルフ習慣」が続出しておりましたが、そんな中我らがデシャン坊が今週もきっといろんな人に迷惑をかけつつ大いにかき回してくれました。

デシャン坊が20kg以上増量してデブ化したことはこのサイトでもお伝えしておりましたが、再開初戦のこのツアーでも、会場であるコロニアルの狭いフェアウェイを最初っから狙わないという新しい戦略で初日二日目と優勝争いを繰り広げておりました。

「フェアウェイから180yをアイアンで打つより、ラフからでもウェッジで打った方がスコアがまとまりやすい」とのことで、まあ確かに350y平均でぶっ飛ばせば、そんなところにフェアウェイバンカーはまず作ってないでしょうし、他人のディボットを気にする事もないので本人はそれで良いのかも知れません。今回は無観客だったので誰もケガしませんが、今後観客を入れる際は運営サイドはよくよく安全面の管理に注意してほしいものです。

ちなみにツイッター界では「なんかもう、牛みたいだな」と言われておりまして

かつてアンドリュー・ジョンストンという選手に「ビーフ(牛肉)」というニックネームがついてましたが、デシャンボーの場合あんまりサシが入ってなくて不味そうです。

そんな無神経なゴルフで予選ラウンド二日間では同じ組のダスティン・ジョンソンを絶不調におとしいれ(-2で予選通過ならず)、最終日はやはり同じ組のローリー・マキロイをメチャクチャ(最終日+5)にしてやりました。

どちらも飛距離に自信を持っていると思われるタイプなので、もしかするとデシャン坊の無神経なオーバードライブに何らかの違和感を覚えながらのラウンドになってしまった事が原因ではないかと思います。基本セカンドは最後に打つことばかりだったでしょうし。

唯一三日目に一緒に回った美スイング日系爽やかイケメンのコリン・モリカワ選手のみが大崩れすることなくラウンドしてましたが、このあたり21試合連続予選通過(タイガーに次ぐ記録)の安定感はダテではないのかも知れません。まぁ、飛ばすタイプではないと言うこともありますが。

そんなデシャンボーは最終日も一時単独首位に立つなど(本当に一瞬でしたけど)、優勝争いに絡んでいきましたが、17番で絶好の位置からのセカンドをジャッジミスからグリーンオーバーして寄せきれずにボギーを叩いて三位タイに終わりました。

とはいえ直近の、つまりデシャン坊が筋肉デブ化してから前後のスタッツはやはり侮れないものがありまして

これでコロナ中断を挟んで四戦連続トップ5フィニッシュと言うことになります。というかほとんどの試合で瞬間的には首位に立ってますので、無神経なくせに毎回勝ち切れないメンタルの弱さを露呈しているとも言えるのですが、まぁ毎回優勝争いってゴルフというゲームの特徴を考えるとけっこうすごいことでありまして

まぁ今回の会場が自宅のダラスから近い(50kmくらい)ということもありまして、よく知ってるコースなのだろうということを差し引いても、残念ながら今年の注目選手になりそうなことは間違いありません。今年のメジャーの日程がどうなるのかはわかりませんが、こいつがメジャーでも勝ってくれるとなんとなくこのサイトの流入が増えそうなのでまぁがんばってくれと思う今日この頃です。

ちなみに今アメリカでは、改めてデシャン坊の極端なバルクアップに伴う飛距離増と、それに伴う成績の安定について議論が起きておりますが、筋トレ大好きアメリカ人の間でも、ことゴルフに関しては「柔軟性を損なう危険を冒してまで筋肉をつけるのは良くない」という風潮があるようです。なのでケプカやデシャン坊がアホみたいに筋トレしている一方で、シェーン・ローリーやグレアム・マクドウェルのような「ぽっちゃり系」選手が少なくないことも事実です。

やはりタイガーがケガがちであることもこの論調に拍車をかけていると思うのですが、私個人の見解としましては

・そもそもこの筋肉増はケガ(背中痛)対策であること

・デシャン坊のゴルフにもともと柔軟性のカケラもないこと

・ヒッターが筋力の増加でパワー増加をするのはゴルフィングマシーン的には理にかなっていること

などの理由で、たぶん問題はないのではないかと。

というかこれでケガしたらクリス・コモの面目丸つぶれです。

とは言え、みんながデシャン坊のスタイルを目指すかと言われればそれはたぶんイヤがると思うのですが、そんなふうに万人受け的な賛同を得られないスタイルこそゴルフィングマシーン信徒として相応しい生き様ではないかと思いますので、これからも教義や信念を貫いてみんなに嫌われ続けて欲しいものです。

 

現場からは以上です。

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